タイピングでプログラミング学習するシステム
タイピングでプログラミングを学習するシステムを作りました。お手本となるプログラム(JavaScript)をタイピングで「書き写す」ことで、JavaScript を学習します。
写 経
元々は、宗教における修行のひとつで、手本となる「お経」を手書きで書き写す作業です。
ここから、「手本となるプログラム」をタイピングで書き写す作業を、「写経」と呼んだりもします。
ちなみに、プログラムのコピー&ペーストは写経ではありません。
写経の有効性
プログラミングの学習に、写経は有効です。
これは、Web検索していただければ、いくつもの議論や記事で語られています。
- 例えば、本ブログ記事「タイピングでプログラム学習」
また、タイピングでプログラムを学習するシステムやサービスも発表されています。
LBT(Learning by Typing)操作手順
LBT 概要
LBT は、タイピングすることでJavaScript を学習するシステムです。
LBT の雛型は、記事「Web Storage を用いた学習システムの雛型」です。
問題数は、今後、増やしていく予定です。
LBT は「写経」の考えに基づいています。
そのため、「得点」といった概念はありません。
代わりに、何回写経したかといった「回数」を保存します。
LBT オープン
LBT は本ブログの姉妹ブログ「MONO MOUNTAIN : LBT」にあります。
タイピング・スタート
オープニング画面からしばらくすると、写経(タイピング)がスタートします。
画面上半分にお手本となるプログラムが表示されます。
画面下半分の空白部分に、お手本を見て、タイピングしてください。
タイマー
画面上部の中央にタイマーがあります。
制限時間(1分)内にタイピングしてください。1分経過すると、タイムオーバーになります。
各種設定
画面上部の右端に、各種設定ボタンがあります。
各種設定
各ボタンの機能は以下となります。
- サウンドボタン: タイピングサウンドのON / OFF
- ゴミ箱ボタン: 全学習データの消去
- ナビゲータボタン: ナビゲータオープン
ナビゲータ(Navigator)
ナビゲータ画面では、各レッスンの進捗状況が分かります。
レッスンは段階的に進めます。
- 例えば、レッスンA が修了した後、レッスンB に進めます。
Fig.4 では、レッスンA を学習中です。レッスンB とC には鍵が掛かっています。