イス座禅をルーチンワークに
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座禅は心をクリアにします。雑念に悩まされている人は、座禅を続けることで雑念を抑制する術を修得しましょう。
座禅は、それをルーチンワークとして、生活の一部に取り入れるのが理想的です。軽い「修行」、禅僧のような生活です。
まずは、簡単に始められるイス座禅から始めましょう。
心がクリアになる
心を音楽に例えると、目指すのは「雑音のないクリアなサウンド」です。
心の雑音である「雑念」を抑えることで、心の信号である「信念」が明瞭になります。
雑念が渦巻きながら襲来し、「妄想」になることもあります。
この状態では、雑音が主体となり、本来の音楽が搔き消されています。
もはや、音楽を鑑賞することは不可能です。
イス座禅
大まかな手順
(1) 静かな場所でイスに座り、タイマーをスタートさせます
(2) 最初に大きく深呼吸し、その後はゆっくり呼吸します
(3) 背筋を伸ばし姿勢を良くします。視線は下方斜め45度
(4) 座禅中は呼吸に集中し、それ以外は何も考えないようにします
(5) タイマーが鳴ったら終了です
何も考えない
座禅中は、何も考えないようにします。
頭の中で去来する様々な考えは、追いかけることなくやり過ごします。
去来する考え
- 考えても無駄なこと: 過去の後悔、未来の心配、など
- 考えなければいけないこと : 過去の反省、未来の計画、など
何も考えない状態を作ることで、心をリセットします。
やることはとても簡単そうです。
こんな簡単なことで、本当に雑念が抑制できるのでしょうか。
座禅は一見簡単そうに見えて奥が深い作業です。
言い換えると、「大まかな手順」の間に「細かな手順」が多々あります。
「手順」をより詳細化し、そして、洗練させると「作法」になります。
雑念を抑制するには、「座禅の作法」を学ぶ必要があります。
座禅の作法
曹洞宗HP
曹洞宗のHPで座禅の作法を詳しく解説しています。
イス座禅の作法の解説もあります。
座禅アプリ
タイマーの代わりに座禅アプリ「心の鏡」を使います。座禅中に体の揺れを感知し、警策(きょうさく)の音が響きます。座禅の終了を鐘の音が告げます。
座禅の理論
座禅には理論があります。
数学で証明されるような理論ではありませんが、人間の頭の仕組みにのっとった(法則)理論です。
その理論を学ぶことで、雑念がどこからやってくるのか、どうやって消し去るのかの方法が導かれます。
座禅の書籍
「禅マインド ビギナーズ・マインド」は、座禅の入門書です。
座禅の作法や理論について書かれています。
Kindle unlimitedで読めますが、繰り返し読むことになるので、購入をお勧めします。