撮影ボックス(Foldio2)を買いました
小物を簡単に撮影するため、撮影ボックス(Foldio 2)を購入しました。
まず、撮影ボックスにするか、簡易スタジオセットにするかを迷いましたが、撮影ボックスにしました。そして、撮影ボックスもいろいろありますが、結局、簡易な撮影ボックス(Foldio 2)を選びました。
撮影ボックスか簡易スタジオセットか
撮影ボックス
メリット
撮影ボックスは、名前の通り「ボックス」状に、撮影する空間を壁で囲みます。
壁で空間が限られることで、写真に不要な背景を消せたります。
また、照明を撮影ボックス内に集中させることで照明を安定させます。
それにより、天候や時間に左右されない撮影が可能になります。
写真のアイデアを思い付いたときに、ためらうことなく撮影できます。
デメリット
簡単に撮影条件を整えることができる反面、少し凝った撮影条件にはできません。
メリットがそのままデメリットになっています。
テーブルフォトのように、背景を入れての撮影はできませんし、被写体に影を付けるような撮影もできません。
照明方法などに工夫の余地がないので、撮影技術(照明など)は向上しません。
- 撮影ボックスは、ボックス内に撮影条件を整える
- 撮影条件の再現性が高い
- 写真アイデアを即、撮影可能
- 凝った撮影条件には未対応
- 撮影技術(照明など)は向上しない
簡易スタジオセット
メリット
簡易スタジオセットは撮影ボックスと違い、撮影空間がオープンになっています。
そのため、被写体毎に撮影空間を整えます。
「撮影空間を整える」とは、被写体を置く台や、布などの背景、照明・レフ板・トレーシングペーパーなどの数や配置を調整することです。
被写体毎に撮影空間を考えることで、多彩な写真が撮れ、また、撮影技術は向上します。
デメリット
撮影空間を整えるのに、手間と時間がかかります。
そのため、撮影が大仕事となり、気軽に撮影することはできません。
照明位置など、調整するところが多くなり、後日同じ撮影したい場合に再現が困難になります。
- 簡易スタジオセットは、多彩な写真が撮れる
- 撮影技術(照明など)が向上する
- 撮影条件の再現性は低い
- 写真撮影が大仕事となり大変
コンパクトカメラと一眼レフカメラ
撮影ボックスと簡易スタジオセットの関係は、コンパクトカメラと一眼レフカメラの関係に似ています。
コンパクトカメラは、小型軽量のため、普段持ち歩き、偶然出会った絶景などを逃さず撮影できます。
撮影ボックスも、準備が簡単なため、閃いたアイデアをためらいなく撮影できます。
一方、一眼レフカメラは、かさばるし撮影が大げさになるので、スナップショットを狙うのは難しいです。
しかし、カメラは多機能のため、絞り優先など撮影者の意図を反映した写真が撮影可能です。
そのため、写真を撮れば撮るほど、撮影者の撮影技術は向上していきます。
簡易スタジオセットも同様で、撮影準備は頭を使い大変ですが、その分、撮影技術は向上します。
- 撮影ボックス : コンパクトカメラ
- 簡易スタジオセット: 一眼レフカメラ
このように考えると、撮影ボックスか簡易スタジオセットかといった二者択一ではなく、両方必要なことが分かります。
簡易スタジオセットの購入は今後の課題として、今回は撮影ボックスを選択しました。
撮影ボックスの種類
撮影ボックスは、大きく分けて2種類あります。
それは、折りたたみ収納が簡単か否かの2種類です。
撮影ボックスには、組み立てた後、基本的に常にそのまま設置して使用するタイプのものがあります。
一方、撮影の度に組み立てて使用し、普段は折りたたんで収納しておくタイプのものもあります。
- 最初に組み立て、普段はそのまま設置
- 撮影毎組み立て、普段はたたんで収納
撮影ボックスは、できるだけ簡単に使えた方がいいので、今回はたたんで収納できるタイプにしました。
Foldio2
折りたたみ方もいろいろあるようですが、磁石の配置を工夫することで、組み立て・収納が画期的に簡単になったFoldio2 を購入しました。