ミニチュア人形を使った小物撮影
Contents
物語のあるミニチュア世界を撮影したいと思い、ネットで「ミニチュアカレンダー」を見つけました。これは、「ミニチュアと日常の物を絡めた作品」として紹介されています。
そこで、ミニチュア人形を探し、「テラダモケイ」にたどり着きました。
テラダモケイを使って、ミニチュアカレンダーもどきが作れたら面白いです。
ミニチュア人形を使った撮影
ミニチュア人形を使った撮影として、真っ先に思い浮かぶのは、鉄道模型やプラモデルのジオラマ撮影でしょう。歴史も古く、力作がそろっています。
今回は、列車や戦車などでなく、日常の小物をミニチュア人形と絡めた撮影です。
ミニチュア人形と絡める対象
- 鉄道模型、プラモデル: ジオラマ撮影
- 日常の小物: 今回、対象とする撮影
ミニチュアカレンダー
ミニチュアカレンダー(MINIATURE CALENDAR)は、ミニチュア写真家の田中達也氏の作品HPです。
一日に一作品、ミニチュア写真を公開されているので、カレンダーとのこと。
なんと、スタートは2011年4月20日です。
例えば、2017年2月23日は、以下の作品です。
作品名「Peanuts Boat」では、日常の物(ピーナッツ)とミニチュア人形を絡めて物語を創作されています。
他の作家
田中達也氏と同様に、「日常物とミニチュア人形を絡めらた作品」を発表している作家がいます。
- Christopher Boffoli
- Kontuajew Peeowhy
彼らの作品も、面白いアイデアに満ちた世界として仕上がっています。
ミニチュア人形
レゴ(LEGO)
ミニチュア人形で最初に思いついたのがレゴです。
ただ、レゴの人形は、小物の横に配置したとき「レゴ・ブロック」が頭をよぎってしまいます。
レゴの人形は、「個性」が強すぎて、日常の小物と一緒に撮影するには難しそうです。
情景コレクション
株式会社トミーテックのジオコレ(DIORAMA COLLECTION)で、ジオラマ用の人形を売っています。
ジオコレは、人形以外にも建物や乗り物など、ジオラマ部品が豊富にそろっています。
ジオコレの中の、「情景コレクション」に「ザ・人間シリーズ」があります。
普通の人々が普通に歩いている姿を、そのままミニチュア人形として精密に再現した感じです。
レゴ人形と比べて、ザ・人間は「個性」が抑えられています。
このミニチュア人形ならば、日常の小物と絡めても、面白く混ざり合いそうです。
テラダモケイ
テラダモケイは「紙」でできています。見た目は、真っ平らなプラモデルのようです。
ここから、例えば人間を切り取り、紙を折り曲げて「動作」を付けます。
動作を付けたことにより、2次元(2D)のミニチュア人形が3次元(3D)になります。
紙を折り曲げることで、「動作」や「感情」を表現できます。
ミニチュア人形として、関節を動かせるので自由度は高いです。
ただ、ザ・人間と比べると、やはり個性が少しあるので、日常の小物と絡めるとどのように融合するかは未知数です。
下記書籍に、テラダモケイのラインナップや作り方などが詳しく記載されています。
テラダモケイは、2次元(2D)なので、2D-CAD とプリンターがあれば自作できそうです。
上記書籍の、工具の紹介、紙の上手な折り曲げ方、ポーズの付け方などの話が参考になります。
また、テラダモケイの作り方は、Youtube でも見れます。
そこで、紙を上手に折り曲げる方法などが紹介されています。