Kindle Unlimited:望遠レンズ
カメラのレンズには、標準、望遠、広角、マクロ、魚眼、などがあります。
今回、Kindle Unlimited で望遠レンズ についての書籍・雑誌を探しました。
Kindle Unlimited:望遠レンズ
Tab.1 は、Kindle Unlimited で「望遠レンズ」に関する書籍・雑誌を検索した結果です。
望遠レンズは広角レンズとペアで語られることが多いようです。
(注)検索結果:量が多いので、見落としは、多々あると思います。
望遠レンズ
望遠レンズには、以下の効果があります【参考】。
切り取り効果
目視で見ている風景(画面)の一部分を「切り取った」ように撮れます。
また、その風景の一部分を、まるで「引き寄せた」ようにも感じられるので、引き寄せ効果ともよばれています。
- 風景の一部分だけ撮影したいとき、望遠レンズを使用する
それにより、雑多なものが写らなくなり、画面がスッキリし、主題が引き立ちます。
(注)標準レンズで撮ると、目視で見ているのに近い写真になる。
実験1.
- 実際に写真を撮り、風景の一部分が切り取られることを確認する
実験2.
- 「マクロ風」写真を撮る
- ズームレンズの望遠端(55-300 mm ならば、300 mm)を使い、最短撮影距離で撮影
圧縮効果
望遠レンズにより、物と物との奥行き距離が縮まったような写真になります。
あたかも、世界が奥行き方向に圧縮されたようになります。
Fig.1 左側は、標準レンズで撮影したときの、世界の見え方です。
Fig.1 右側は、望遠レンズで撮影したときの、世界の見え方です。
望遠レンズを使うと、世界が光軸方向(奥行方向)に縮んで見えています。
- 風景を奥行き方向に圧縮したいとき、望遠レンズを使用する
実験3.
- 実際に写真を撮り、風景が奥行方向に縮まったことを確認する
- 例:普通の階段が、人が登れないような急階段になる
被写界深度が浅い
望遠レンズは、標準レンズと比べて、被写界深度が浅くなります。
すなわち、焦点が比較的合っている領域(奥行き方向)が短くなります。
Fig.2 左側は、標準レンズで撮影した様子です。
- 赤い球体に焦点を合わせる
- 青い線分が被写界深度
Fig.2 右側は、望遠レンズで撮影した様子です。
- 被写界深度が浅く(青い線分が短く)なっている
(注)被写界深度:大体、焦点が合っている範囲
- 望遠レンズの被写界深度は浅い
実験4.
- 近景に焦点を合わせ、絞り開放・中間絞り・小絞りで背景のボケ具合を確認する
- 遠景に焦点を合わせ、絞り開放・中間絞り・小絞りで近景のボケ具合を確認する
確認5.
- 大きな丸ボケをつくる
- レンズを望遠端・絞り開放にして撮影すると背景が大きくボケる
【参考】
- Wikipedia:望遠レンズ
- すずちゃんのはじめてのカメラとレンズ、鈴木知子著
- デジキャパ! 2016年05月号:「広角」と「望遠」のルール