接写に用いるマクロレンズ(タムキュー)
接写に用いるマクロレンズを購入しました。
タムロン製の、通称「タムキュー」と呼ばれる有名なマクロレンズです。
- タムキュー:焦点距離が 90mm 固定の単焦点マクロレンズ
現在、タムロンが生産しているタムキューは、2種類あります。
- 272E
- F017
また、生産終了しているものの、購入可能なタムキューもあります。
- F004
色々と調べて、結局、272E を購入しました。
本記事が、これからタムキューを購入される方の参考になれば幸いです。
272E
・F値:2.8
・手振れ補正機構:なし
・フルサイズ対応:〇
・重量:400g
使用雑感
タムキューの基本性能は全て揃っています(手振れ補正はない)。
価格も、2万円半ばと手ごろです。
マクロ撮影
三脚を必ず使用しています。
当初、屋外・晴天下ならば、三脚なしで大丈夫かと撮影したのですが、「手振れ写真」でした。
例えば、花を撮る場合、以下となります。
- 花全体に焦点を当てるために、ある程度の被写界深度を確保する
- そのため、F値を10 程度にする
- シャッタースピードが、1/500 秒とか 1/250 秒になる
- 手振れ発生!
風景撮影
F値2.8 の明るいレンズで、クリアに撮影できます。
ただ、焦点距離 90mm は、APS-Cカメラで使用すると 135mm になります。
そのため、画角が狭くなり、風景写真をとる際、若干使いずらいです。
F017
・F値:2.8
・手振れ補正機構:〇
・フルサイズ対応:〇
・重量:600g
手振れ補正機構があるため、三脚がなくても接写(マクロ撮影)できるそうです(注1)。
防塵防滴構造にもなっています。
その代わり、販売価格が、6万円半ばとなっています。
(注1)三脚を使用する場合、手振れ補正機構はオフにします(切ります)。
F004
・フォーカス:AF/MF
・F値:2.8
・手振れ補正機構:〇
・フルサイズ対応:〇
・重量:550g
F004 は、製造中止なので、新品在庫か中古での購入になります。
新品だとF017 より値段が高かったりします。
中古は、3万円半ばくらいなので、中古が気にならない方にはお勧めです。
手振れ補正機構も付いています(注1)。
結論
値段が気にならない人は、迷わず、F017 を購入しましょう。
中古が気にならない人は、F004 を購入しましょう。
三脚が気にならない(むしろ使いたい)人は、272E を購入しましょう。