三脚(GX6400) を用いた接写
接写は、手振れしやすいので、三脚を使用しています。
手持ちの三脚は、入門用なのですが、工夫することで接写に対応可能です。
三脚(GX6400)
- SLIK 製
- 4 段レバーロック
- 21mm パイプ径
- 3 ウェイ雲台
- クイックシュー
GX6400 は、入門用三脚ですが、機能は十分です。
現在、屋外撮影・屋内撮影に大活躍しています。
とても使いやすく、大きな不自由もなく使用しています。
- 勾配や凸凹がある地面でも、ワンタッチでほぼ水平が得られる
- 手持ち撮影と比較して、格段に画面が安定する
- 軽いので、撮影のときに、常に持ち歩ける
- など
ただ、安価なので難点もいくつかあります。
- カメラを操作(例えば、マニュアルフォーカス)した後、1秒程度、揺れる
- 重いレンズ・カメラ(1KG程)で、雲台が斜めだった場合、カメラがじりじりと動く
- など
接写(マクロ撮影)
先ずは、マクロレンズを付けたカメラを三脚に装着します。
次に、カメラが被写体に向くように、三脚を調整します。
最後に、マニュアルフォーカスでピントを合わせ、シャッターを切ります(注1)。
- ピントを合わせる
- シャッターを切る
(注1)三脚を使用する場合、カメラの手振れ補正機構は、オフ(切る)にします。
ピントを合わせる
接写のとき、オートフォーカス(AF)では、ピントが合わないことがあります。
そのため、マニュアルフォーカス(MF)で、ピントを合わせます。
MF の際に、ライブビュー撮影すると、簡単にピントを合わせられます。
ライブビュー拡大撮影
ライブビュー画面は拡大することが可能です。
ライブビュー画面を拡大することで、ピント合わせがより簡単になります。
- ピント位置指定:ライブビュー画面上、ピントを合わせたい場所を、画面タッチで指定
- ピント位置拡大:ライブビュー画面を、2・3倍に拡大
- ピント合焦調整:フォーカスリングを回して、フォーカスを合わせる
シャッターを切る
シャッターを一気に押すと手振れが発生しやすいです。
シャッターは、半押しした後に、全押しすると、手振れが比較的防げます。
- シャッターは2段階(半押し、全押し)で切る
リモコン
それでもシャッターを押す際の手振れが気になるので、リモコンを使用しています。
タイマーでも同じことができるのですが、リモコンの方が便利です。
シャッターを切る手順をまとめると、以下となります。
- リモコン準備:カメラでリモコン使用を指定
- ピント合わせ:ライブビュー拡大画面を見ながら、ピントを合わせる
- 三脚停止待ち:カメラ・三脚から手を離し、三脚揺れが停止するまで(1秒程)待つ
- 風待ち :ライブビュー拡大画面を見ながら、風が止むのを待つ
- リモコン操作:画面で被写体停止を確認し、リモコンで、シャッターを切る
三脚(GX6400)の場合、三脚が軽いので、手順3 の「三脚停止待ち」は必須です。