Javaプログラム

Java の雛型

コンピューター言語をしばらく使用していないと、使い方を忘れていて、回復するのに時間がかかります。

忘れ方には個人差があるようですが、ほぼ綺麗に忘れてしまう人もいるようです。

 

そういった場合に、プログラムの骨格(bone)を雛形として保存しておけば、記憶の回復に役立ちます。

 

プログラム言語の雛形

雛形の条件

骨 格

素早く、記憶の回復に役立つため、プログラムから肉や皮を取り去り、骨格だけにします。

  • コメントは消す
  • 名前(変数、オブジェクト、など)は簡略化する

また、雛形を見ただけで、文法は思い出すので、文法の説明なども記述しない。

 

動 作

プログラムは骨格だけですが、動作可能とする。

  • コンパイル・実行可能
  • バグなし

 

補 助

基本的に、雛形はプログラムだけですが、「関係図」などを補助として用いる。

 

 

 

Java の雛形

3 個のクラスからなる雛形プログラムです。

これを見れば、Java プログラムの大体の作り方が分かります。

 

クラス図

雛形プログラムのクラス図を示します(Fig.1 参照)。

Fig.1 クラス図(class diagram)

 

 

プログラム

雛形プログラムを以下に示します。

記憶回復のためのプログラムなので、プログラムの説明はありません。

 

public class ClassA
{
	//
	private int a0_;
	//
	public ClassA(int i)
	{
		this.a0_ = i;
	}
	//
	private void methodA0()
	{
		//
	}
	//
	public int methodA1()
	{
		int i = 0;
		return i;
	}
}

 

public class ClassB
{
	//
	public static final int B0 = 0;
	//
	public void methodB0(ClassA x)
	{
		//
	}
	//
	public ClassA methodB1(ClassA x)
	{
		//
		ClassA y = null;
		//
		return y;
	}
}

 

public class ClassC
{
	//
	public static void main(String[] args)
	{
		ClassA a0 = new ClassA(0);
		ClassB b0 = new ClassB();
		b0.methodB0(a0);
	}
}

 

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