Kindle Unlimited:写真の構図3
カメラの構え方、基本的な持ち方として、カメラを横に持つ「横位置」があります。
そして、カメラを縦にする「縦位置」もあります。
カメラを、横にするか縦にするかは、撮影状況や制作意図に依存します。
写真によって、横位置にするか縦位置にするかは、「正解」があるようです。
本記事は、記事「Kindle Unlimited:写真の構図2」の続き記事になります。
写真の構図
Tab.1 は、Kindle Unlimitedで、写真の構図に関連する書籍・雑誌を探した結果です。
Kindle Unlimited
記事「Kindle Unlimited:写真の構図1」で、簡単な紹介があります。
カメラ雑誌
Kindle 本のカメラ雑誌は特にお勧めです。
- 写真は、ディスプレイで見ると綺麗
写真の撮影法などの「解説記事」では、サンプル写真(作例)を見ることで理解が深まります。
また、写真作品をパラパラ眺めるのも楽しいです。
- 写真(作品、作例)が大きく、綺麗
カメラの構え方【1】
カメラを構える方法で、基本は「横」か「縦」です。
横位置
Fig.1 は、カメラを横に構えたときの、カメラのファインダーです。
Fig.1 では、三分割構図(注)の補助線を表示しています。
(注)三分割構図
被写体の「位置」や、被写体の特徴的な「線」を、画面を縦横三分割する線に合わせる構図
横位置にする理由
カメラを横位置に構えると、写真は横長になります。
人間の視覚は横長なので、「見慣れた」写真となります。
- なぜ横位置で撮影するのか。
横位置で撮影する理由は、被写体により変化します。
そのため、ケースバイケースとなり、一般化するのは難しそうです。
個々の写真に対して、プロカメラマンが、横位置にした理由を解説しています【1】。
言葉での説明は、少し難しいですが、綺麗な作例があるので分かりやすいです。
- 横位置がよいことは、作例を見ると一目瞭然
縦位置
Fig.2 は、カメラを縦に構えたときの、カメラのファインダーです。
縦位置にする理由
カメラを縦に構える方法も、基本の構え方です。
ただ、人間は横長な風景を見慣れている訳ですから、本来、横長であった風景の左右を切り取っています。
わざわざ縦にした理由、もしくは意図が発生しているはずです。
- なぜ縦位置で撮影するのか。
横位置同様に、縦位置で撮影する理由は、被写体により変化します。
個々の写真に対して、プロカメラマンが、縦位置にした理由を解説しています【1】。
- 縦位置がよいことは、作例を見ると一目瞭然
RAW現像での対応
横位置で撮影した写真を、RAW現像の段階で、縦位置にトリミングすることも可能です。
しかし、トリミングすると、画像サイズが小さくなってしまいます。
撮影手順
後のRAW現像を考え、画像サイズが小さくならないためには、写真を2 枚撮ればよいことになります。
- まず、「横位置」で撮影
- 次に、「縦位置」で撮影