接写に適したミニ三脚
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接写用に、ミニ三脚(Velbon ULTRA 353 mini)を買いました。
主な用途は、屋外で地面に咲いた花の撮影です。
いままで、普通の三脚(SLIK GX6400)を使っていたのですが、一番低くしても 455mm あるため、地面に咲いている花は撮れませんでした。
ミニ三脚をいろいろと調べていると、SLIK とVelbon に、絞られてきました。
結構、迷ったのですが、最終的に Velbon ULTRA 353 mini にしました。
本記事が、ミニ三脚を購入する人の参考になれば幸いです。
ミニ三脚の候補
以下の4 機種が、ミニ三脚の最終候補となった機種です。
どれを選ぶかは、各自の好みに依ると思います。
プロミニ320
- メーカー:SLIK
- 発売日:2017.04.14
- 段数:2 段
- 積載重量:1 kg
- 全高:〜220 mm
- 本体重量:320 g
- チェストポッド:可能
本体重量が、320g と、とても軽いです。全高は、最高で220mm なので、少し低いです。
チェストポッド
ミニ三脚を、胸や肩に当てることで、カメラのホールディングが向上します。
また、ミニ三脚を、壁や木に当てて、カメラのホールディングを向上させます。
チェストポッドについて、下の「プロミニ320 紹介動画」で、詳しく説明されています。
プロミニ320 紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=uUG6lBZtfEY
プロミニIII N
- メーカー:SLIK
- 発売日:2012.09.14
- 段数:2 段
- 積載重量:1 kg
- 全高:175〜220 mm
- 本体重量:320 g
- チェストポッド:可能
機能は、プロミニ320 とほぼ同じです。プロミニ320 より発売日が古い分、実売価格は安いです。
ミニプロ7 N
- メーカー:SLIK
- 発売日:2012.09.14
- 段数:2 段
- 積載重量:2 kg
- 全高:140〜450 mm
- 本体重量:540 g
- チェストポッド:可能
積載重量は、2 kg もあります。本体重量は、540 g と少し重たいです。
ただ、SLIK GX 6400(本体重量:1,240 g)と比べると、半分以下の重さです。
付属の延長ポールを用いると、全長の最大値は、450 mm になります。
- 延長ポールを用いて、全長の最大値に達する
ULTRA 353 mini
- メーカー:ベルボン
- 発売日:2015.03
- 段数:5 段
- 積載重量:1.5 kg
- 全高:130〜477 mm
- 本体重量:597 g
- チェストポッド:可能
積載重量は、1.5 kg です。本体重量は、597 gと、プロミニ7 N より10%程、重たいです。
全高の最大値は、477 mm と、ほぼプロミニ7 N と同等です。
段数は、5 段です。そのため、足を長く伸ばせます。
- 足を伸ばして、全長の最大値に達する
ULTRA 353mini
ミニ三脚を、Velbon ULTRA 353 mini にした選択理由と使用雑感を記述します。
選択理由は、多分に個人的な嗜好による所が大きいです。
選択理由
メーカー: どちらも有名メーカー。SLIK は、GX6400 がとても優秀なので、SLIK 有利。
発売日 : 特に気にならない。しかし、プロミニ320 とプロミニIII N だと、プロミニ320 を選びます。
積載重量: 1 kg は少し不安。1.5 kg あれば安心、できれば 2 kg が良い。
本体重量: 500 g で気にならない。できれば、320 g が良い。
チェストポッド: この機能は、ぜひ欲しい。
段 数 : 2 段と5 段だと、5 段でしょう。
全 高 : SLIK GX 6400 の全高最小値が 455 mm なので、ミニ三脚の全高最大値は 455 mm 欲しい。
プロミニ7 N かULTRA 353 mini か
全高の条件(最大値:455 mm程度)を重視したので、プロミニ7 N とULTRA 353 mini の二択になりました。
全高最大値にする方法が、それぞれ違うので、再記します。
- プロミニ7 N:延長ポールを用いる
- ULTRA 353 mini:足を伸ばす(段数:5段)
延長ポールは、持っていくのを忘れそう。また、付けたり外したりに手間取りそう。
足を伸ばす方が、安定しそうだし、全高最小値と全高最大値をスムースに調整できそう。
- 結局、足を伸ばす方を選択しました。
使用雑感
ULTRA 353 mini は、金属製で重い分しっかりした作りです。長持ちしそうです。
- 精巧に作られているので、変形させて遊ぶと楽しい
足の伸縮はとてもスムースで、全高最小値と全高最大値の間を、簡単に調整できます。
カメラバッグに外付けして持ち歩いています。
屋外のみならず、屋内のマクロ撮影でも活躍しています。
チェストポッド
ULTRA 353 mini のメーカーページを見ても、チェストポッドについては記述がありません。
しかし、実際に試してみると、ULTRA 353 mini でも、チェストポッドできました。
- 足の角度をいっぱいに広げる(3段階中、最大角度)
- センター棒の長さを調整し、持ちやすいカメラ位置を探す
結論
ご紹介した 4機種は、どれも良い商品だと思います。
後は、どの様な使い方をするのかや、好みの問題でしょう。
プロミニ320(プロミニIII Nも同様)は、320 g と軽いので、軽さ重視の人向けです。
- 軽いミニ三脚が欲しい人は、プロミニ320か少し安いプロミニIII N
どうしても、45 cm 程度までの全高最大値が欲しい人は、ミニプロ7 N とULTRA 353mini の二択になります。
- 全高最大値45cm程度を、延長ポールで調整したい人は、ミニプロ7 N
- 全高最大値45cm程度を、足の長さで調整したい人は、ULTRA 353 mini