夢の3DCGワールド化
夢を3DCGワールド化するためのシステムを調べました。
夢で見た景色を、なるべく簡単に3DCGワールドにできればと考えています。
本記事は、前回記事「夢の画像化」の続きになります。
メリット
夢を3DCGワールド(以下、ワールドと略す)にできれば以下のメリットがあります。
- 夢の追体験
- 自分や他人の夢を追体験し共有・共感できる
- 夢の部品化
- 夢を部品化して加工合成編集し製品として流通できる
- 夢のDB化
- 夢をDB化することで、夢の研究に資することができる
システム
システムは大きく2種類に大別できます。
- 簡単なシステム
- ワールド作りだけやればいい
- Roblox, UEFN, Minecraft, etc.
- 複雑なシステム
- ワールド作り以外の作業が必要
- Unity, Unreal Engine, etc.
2023.12.07追記
よるのあとちさんが、clusterというシステムを使って、実際に見た夢をワールドとして表現されています。
clusterをPCやスマホにインストールすると、他の人が作ったワールドに訪問できるようです。
- cluster
- UnityにCreator Kitを追加してワールドを制作・アップロードする
- デスクトップ版、VR版、スマートフォン版の3種類ある
出典:
3DCGとAI
現状では簡単なシステム(Roblox, UEFN, Minecraft, etc.)も用いたとしても、Blenderなどの3DCGの技能が別途必要です。
今後、AIが進化してテキストやイラスト・写真からワールドを自動生成するようになれば、簡単な3DCGの技能だけあれば十分で、高度な3DCGを扱う必要はなくなるかも知れません。
- 夢をワールド化する際
- 現状 ➡ 3DCGの技能が必要
- AIが進化すると ➡ 高度な3DCGは必要ない
Roblox(ロブロックス)
Roblox Studioというゲーム制作ツールを用いてワールドを制作する。
無料・有料の3D部品をワールドに配置することでワールドを制作する。
Blenderから3D部品のインポートにはポリゴン数などの制限がある(今後、要調査)。
2020年8月の時点で、1月のプレイユーザー数は1億6400万人を超えており、米国では16歳未満のすべての子供たちの半数以上がプレイしている。
今後、日本での普及が期待されている。
出典:ウィキペディア:https://ja.wikipedia.org/wiki/Roblox
UEFN(Unreal Editor For Fortnite)
UEFNは、フォートナイトの中でワールドを制作するツール。
無料・有料の3D部品をワールドに配置することでワールドを制作する。
Blenderから3D部品のインポートはRobloxよりも自由度が高い(今後、要調査)。
出典:ウィキペディア:https://ja.wikipedia.org/wiki/フォートナイト_(ゲーム)
Minecraft(マインクラフト)
ブロックを使った製作や建築ができるクリエイティブモードがある。
ポリゴンでワールドを表現する必要がある。
Blenderから3D部品のインポートは難易度が高い(今後、要調査)。
2023年、全世界の売り上げは3億本を突破しており、世界で最も売れたゲームである。
出典:ウィキペディア:https://ja.wikipedia.org/wiki/Minecraft